最強木材「ウリン」のメンテナンス

現在、ウッドデッキに使用される木材の中では「最強」とされるウリン。

別名アイアンウッド(鉄の木)とも呼ばれ、デッキ材としては最高の耐久性と強度を誇ります。
また、くるいが少なく、虫害にも強いというおまけつき。
もちろん、ノーメンテでもまったく問題ありません。

ところが、そんなウリン材のウッドデッキでも、完全にメンテナンスフリーで良いのかと問われると、そうとも言い切れない部分があります。

ウリンには大量のタンニンが含まれています。
このタンニンは木材腐朽菌の繁殖を抑える働きがありますが、水溶性で水に大変溶け出しやすい性質を持っています。
そのため、雨が降ったあとなどにウリンで作ったデッキの下を見ると、コンクリート部分が赤茶色に染まってしまっていることがあります。

雨によって溶けだした赤茶色のタンニンは、俗に「ウリンの灰汁」と呼ばれています。
このウリンの灰汁、放置しておいても特に害はありません。
雨に何度か流されるうちに、自然と消えていくことも……。
ただし、美観上気になる、どうにかして即刻消したい!というときは、塩素系の漂白剤を使いましょう。
タンニンの主成分であるポリフェノールが塩素によって分解されて、驚くほどきれいに落ちます。

灰汁は施工前に下処理をすることである程度は防げますし、半年ほど経過すると自然に「灰汁抜き」されて出なくなります。

いずれにしても、ウリンの灰汁は自然のものですから、それほど神経質にならなくても良さそうです。



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